TALK 03
成長できること
大阪石材には、
人を成長させる力があると思う
野金:ここでは、各部署の管理職の方々に集まっていただきました。皆さんが部下や後輩の育成に心掛けている点は何ですか?
部下・上司の関係
=課題と喜びを共有する関係
笹木:やはり、土台となる考え方はある程度の指導が必要と考えています。ですが、自由に延び延び仕事ができる環境作りと、それぞれの課題を共有し、前進すればその事への喜びを共有することも心掛けて、日々指導にあたっています。安達君はどう?
安達:僕もこれまでたくさんの部下や後輩を見てきましたが、大切なのは一つだけですね。
“よく話を聞き届けること”です。
失敗が成長への近道
それが大阪石材の人材育成
安達:“よく話を聞き届けること”は、部下や後輩の育成にも大切にしていますが、お客様に対しても大切にしていることです。
昔、お客様のお話を聞かずにこちらが良いと思う石や形をご提案した際に、「こちらの想いも汲み取って頂きたい」と言われたことがあります。よくお客様の声や考えを聞いて寄り添う営業をしよう、心に決めた出来事でした。
野金さんはどんな失敗を経験してますか?
野金:私は社長が参加されている勉強会後の食事の場所を予約し忘れ、後日、怒られたことがあります。
「失敗してもえぇねん!」っていう社風に救われましたが、甘えている部分も多々あります。あまり気にしないタイプですが、同じ失敗はしないよう、今でも気を付けています。
澤田:技術的な部分の失敗でいうと、墓石の加工中、石を真っ二つに割ってしまった経験があります。石の発注からのやり直しで、当時は技術力の無さ、自分の不甲斐なさを感じました。今は、加工中の石の音の違いでミスを事前に防げるようになりました。
笹木:それぞれ失敗を経験し、学び、今の自分に繫げているのですね。
大阪石材で
成長できること
笹木:入社して変わったこと、成長したことはありますか?
野金:学びたいこと、熱中したいことをのびのびさせてもらえる環境のおかげで、何事も「やってみよう」と思えるようになりました。考えるより、まずやってみる。
知るより、体感する。
失敗もたくさんしましたが、結果、自信にもつながりました。
澤田:入社当時は周りへの気遣いが出来ていなくて、自分中心で物事を考えていました。その後、利他心や三方良しの意味を教わり、上司・先輩がそれを実践する姿を見て、そのうちに自分にも芽生えてきたような気がします。技術者としてでなく、人としての成長させてもらいました。
笹木:私は、みんなで共に何かに向かっていくこと、それで何かを達成することが出来なかったとしても、一人で得られる喜びとは、雲泥の差があるという事を気づかせてもらい、人との付き合い方、仕事への取り組み方が大きく変わったと思います。
安達:皆さん、人としての成長が垣間見れますね。
座談会メンバー
工務部 係長 澤田
入社27年目。石材加工と受入検査を担当。仕事のやりがいは、墓石の御影石だけでなく、建築材の大理石や砂岩など、多種に渡る石を扱える事です。
営業部 係長 笹木
入社22年目。本社営業部の係長として、メンバーからお客様との状況をヒアリングし、間接的にお客様との対応を考えることが増えてきている中で、メンバーの成長が感じられると嬉しく思う。
総務部 係長 野金
入社21年目。新卒採用、社会保険など担当。縁あって入社してくれた方が楽しそうに仕事してくれていると嬉しい。社長に「おっ、すごいじゃん!」って言ってもらえた時も(笑)
営業部 係長 安達
入社19年目。南大阪店と和泉店の2店舗を任せてもらっています。ご家族様から色んなお話を聞き、感情を共有し最後には「ありがとう!」と言って頂けるところが仕事の原動力です。